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【子ども・食育】早食いをするデメリット5選!噛む力を身につけたら子どもは元気に育つ

大切なお子さんに「食べ物をよく噛んで食べる習慣を身につけもらいたい!」と考えている親御さんは、小さいうちから早食いさせない習慣を覚えさせることが大切。

というのも、食事のペースが習慣化されるのは、母乳を卒業して離乳食が始まる頃から。つまり、子どもの頃の食生活が大人になっても習慣化させていくのです。

なので今回は「早食いをする子どものデメリット」という内容を解説していきたい!

しもちゃん

本記事を参考にすることで、子どもに限らず、よく噛んで食べることの大切さに気づけますよ☺︎

早食いをする子どものデメリット5選

結論、早食いをすることは健康上メリットがありません。

仮に健康面を除いて早食いをするメリットを挙げるなら、食事時間を短縮できて、他にやりたいことをする時間が増えることくらいだろう。

でも、僕らの体を作っているのは食べ物。だからこそ何を食べて、どうやって食事をしていくのかは健康的な体づくりをしていく上でとっても大切です☺︎

デメリット① 肥満児になりやすい

早食いをすることで太りやすくなります。

というのも、食べ物をよく噛んで食べなければ満腹感を得づらくなりますからね。本来、よく噛んで食べることで「もうお腹は一杯だよ!」と判断してくれる脳内の満腹中枢が働くが、早食いな人は満腹中枢に刺激が入りづらくなる。

つまり、早食いだと必要以上に摂取カロリーが増えて肥満児になりやすいのです…。

実際、太っていることがコンプレックスに感じてパーソナルジムに通う方の中には早食いしがちな人が多いこともよくある話。そして、洋菓子や小麦製品など噛まなくても食べやすい食べ物ばかりを好む傾向もある。

なので、肥満児にさせないためにも、よく噛んで食べる習慣を子どもに伝えていこう!

デメリット② 虫歯になりやすい

早食いしガチな子どもは虫歯になりやすいです。これは子どもに限らず大人にも言える話。

というのも、よく噛んで食べない食生活では虫歯予防に効果的な唾液が出づらくなります。さらに子どもの頃から食べ物を噛まない習慣が身につくことで歯並びも悪くなりやすくなる。

なので、綺麗で健康的な歯を作るためにも、食べ物はよく噛んで、唾液をたっぷり出していこう☺︎

デメリット③ 頭の働きが鈍くなりやすい

食べ物をよく噛まない習慣が続けば、脳の働きが鈍くなります。

本来であれば食べ物をしっかり噛むことで、脳に繋がる神経を刺激し、脳の働きを良くしてくれる。そして、記憶力や集中力が良くなります。

しかし、噛まない習慣が続くと脳への刺激もしづらくなって、脳の働きが鈍くなってしまう。

なので、子どもの頃から脳の働きを活発にしていくためにも、食べ物はよく噛むことが大切です☺︎

デメリット④ 味覚が整いづらくなる

よく噛まないで食事をすることで、食材の味がわかりづらくなります。

というのも、食材の味はよく噛むことで甘い、苦いなどの味覚を感じられますからね。早食いしてしまうと食材の美味しさが感じられなくて、食わず嫌いな食べ物が増えやすくなってしまうことも。

実際に早食いしガチな人は、好き嫌いが多い印象だ。逆にゆっくり噛んで食べれる人は、好き嫌いが少ないのも個人的な印象。

なので、食材の味を「美味しい!」と感るためにも、子どものうちから食べ物はよく噛むこと☺︎

デメリット⑤ 食べ物が喉に詰まりやすくなる

そもそも論ですが、食べ物を噛まないで飲み込むことで、食べ物が喉に詰まりやすくなります(笑)

本来、よく噛むことで食べ物は細かく分解され、唾液もしっかり出ることでさらに細かく分解される。

が、食べ物を噛まないことで食べ物のサイズも大きいままだし、唾液量も少ないから消化吸収もしづらくなりますよね。結果として喉に詰まってしまう危険性も…。

食べ物を喉に詰まらせてしまえば、命の危険もあるので、やはり子どもには噛む力を覚えさせることはとっても大切です☺︎

まとめ : 噛む力を身につけたら子どもは元気に育つ

というわけで今回は以上です。トレーナーをしている僕から見ても、早食いは健康上のデメリットが多い。だって、肥満になりやすいだけでなく、歯の健康状態も悪くさせ、脳の働きも鈍くさせますから。

なので、小さいお子さんに限らず、早食いをしてしまう方は本記事を参考によく噛んで食べる習慣を作ってみてほしい。きっと食べ物を「美味しい!」「食べてる時間が幸せ!」と思える機会が増えると思いますので☺︎